2020年6月17日 記者会見

6・26格闘技の日の無観客試合はRJPW軍vs藤田軍全面対決へ!
6月~8月、3ヶ月に渡り、初代タイガーマスクと神田明神がコラボレーション! 
初代タイガー勝守、特別展示、講演会と盛り沢山のイベント!

RJPWが6月17日(水)、記者会見をおこない、6・26「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6」のメインカードを発表、RJPW軍vs藤田軍の全面対決が正式決定となった。会見には新間寿会長、平井丈雅代表、スーパー・タイガー、藤田和之が出席し大会に向けての意気込みを述べた。RJPW軍はスーパー・タイガー、船木誠勝、アレクサンダー大塚の布陣で臨むことを発表すれば、会見の席で藤田がケンドー・カシン、杉浦貴、NOSAWA論外を連れてくることを宣言。これによりカードは8人タッグマッチの様相を呈した。さらに藤田和之は何度やっても結果の出ないスーパー・タイガーではなく現在リングから遠ざかっているスーパーライダーとの対戦を熱望。藤田はスーパーとの対戦を拒否する姿勢さえも見せたがスーパーの出場は団体としても必須とあって、平井代表がライダーと連絡を取ることでまとまった。果たしてライダーは6・26のリングに上がるのか、不可能な場合は代役の登場、あるいはハンディキャップマッチとなる可能性もありそうだが…。

決定カード

RJPW軍vs藤田軍全面対決!
〈RJPW軍〉スーパー・タイガー(RJPW)&船木誠勝(フリー)&アレクサンダー大塚(AO/DC)vs〈藤田軍〉藤田和之(第14代レジェンド王者)&ケンドー・カシン&杉浦貴(NOAH)&NOSAWA論外
その他参戦決定選手

間下隼人(第4代UWAアジアパシフィックヘビー級王者/RJPW)

ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)

将軍岡本(ブードゥー・マーダーズ) ほか。

6月26日(金)試合開始18時30分ストロングスタイルプロレス特設ホール(無観客試合)
「ニコニコプロレスチャンネル」にて実況生中継

平井代表「先週の水曜日(6月10日)に新間会長、神田明神様で記者会見をおこないまして、6月、7月、8月の3ヵ月に渡りまして闘いの神様であります神田明神様と、同じく闘いの神、闘神・新間寿がコラボレーションの企画を開始しまして、先日発表させていただきました。コラボレーションは3部構成になっておりまして、6月13日より初代タイガーマスク神田明神『勝守』授与開始、7月11日から8月30日まで『初代タイガーマスクの武道精神と日本文化展』の開催、そして、集大成となります8月26日、明神塾におきまして初代タイガーマスク佐山サトルが講演をおこなわせていただきます。6月13日土曜日、初代タイガーマスク勝守の授与がスタートいたしまして非常に多くの方に神田明神に訪れていただき、勝守を授与されております。ぜひ24時間つけていただいて、初代タイガーマスクとともに、新間寿とともに、勝ちに向かって突き進んでいっていただきたいと思います」

新間会長「(新型)コロナ(ウイルス)が発生してから、自分もちょっと引きこもりがちになりましたけども、しかしまあ、その間、毎日のようにいろんな本を読みました。そのときに思ったことというのは、自分は万巻の書を読み、その知識を自分の身体の中に取り込み、般若心経というお経を私はちょっと勉強しました。自分の知識を高めるための般若心経でございます。万巻の書を読んで、それを心の中にとどめて、いろんな場所で、いろんな人の前で、その中で自分が身を持って味わったこと、そして自分がやろうと思ってできなかったこと。これをやるための、なんかきっかけがこのコロナの間にあるんじゃないかと思っておりましたら、神田明神さんとご一緒に初代タイガーマスクの勝守ができるということで。タイガーというのは、何百万人に一人の逸材でございました。彼の持っている気持ちというのは、なんか一聴ことあらば、多くの人々の代わりに日本の眼目となり、日本の柱となり、そして日本の闘う神となって、私は日本の人々とともにありたい。こういう男が私は佐山サトルだと思っております。お守りを身に着けております。人に見せると『新間さん、それどこのお守りですか?』と。自分で買った12個があっという間になくなってしまいました。また神田明神さんに行って平井を連れて購入しようと思いますけども、この勝守りを持つことによって、自分の気持ちは必ず変わります。そして6月26日、みなさんご承知の『格闘技の日』であります。タイガーマスクが講演をやるということで、私の家に梶原一騎さんから送られたタイガーマスクの像があります。それを持って私は神田明神さんの方に出かけようと思っております。そしていろいろな資料が、そのときに出てきました。アリ猪木戦の裁判の結果とか、ルールの見直しとか、アントニオ猪木とモハメド・アリとの友情物語とか、いろんなことがこの3月、4月、5月の間に、私はあの喜びと辛さと、それから悲しさと、そして成し遂げたなという大きな思いを抱かせてくれたのが、さっき言った神田明神、そして初代タイガーマスクと一緒に作り上げた初代タイガーマスク勝守りでございます。みなさんもこの勝守りを持って、そして自分は3月から始まったこのコロナに自分自身は打ち克ったんだと。タイガーと同じように、我、日本の眼目とならん、我、日本の柱とならん、そして日本の闘う神とならんと、そういうマスコミの人々であってもらいたい。真実の報道をし、他の国にはおもねることなく、自分自身の考え方、自分の国の行き進む道というものを(初代)タイガーマスクは2年数カ月の間にあのリング上で見せてくれた。あの闘いの素晴らしさを、そして神田明神に祀られている平将門、それからあそこで思い出す銭形平次でございます。そういう思いを私は神田明神に一歩鳥居を入った途端に自分の体に神が降りたような、そういうつもりを味わいました。6月26日、タイガーが出席することを望んで、そして望む代わりにタイガーの精神を受け継いだスーパー・タイガーと、それから藤田軍との闘いというのが無観客試合ではありますけど、人に感銘を感激を、そして思い出に残るような試合を作ってくれると、私は信じております。作ってくれた平井に対して、私は心よりタイガーを本当に大事にしてくれている平井こそ、このRJPW15周年を記念して表彰する人間だと、私はかように思っております」

平井代表「6月26日金曜日、今回リアルジャパン軍対藤田軍、全面対決と銘打ちまして、リアルジャパン軍としては大将にスーパー・タイガー、そして初代タイガーマスク佐山サトルが不在の間は自分がRJPWを守ると公言してくれた船木誠勝。そして旗揚げ時、いえ、旗揚げの前より佐山総監の大会にずっとリアルジャパン軍と言ってもおかしくない闘いをずっと見せていただいておりますアレクサンダー大塚選手、この布陣でいきたいと思います」

スーパー・タイガー「前回の3月大会で藤田選手、杉浦(貴)先輩に負け、この状況で15周年を6月(25日)後楽園でやる予定でしたが、今回、格闘技の日(6月26日)ということで、新間幹事長、そして平井代表にお願いし、格闘技の日だからこそ、プロレスをもう一度闘いの原点に戻す。そういった部分の思いを込めて、もう一度藤田選手、そして藤田軍と闘わせてくださいと、そういった思いを伝えたところ、今回、全面対決、かなうことができました。やる以上、すべてをかけて、挑んでいきたいと思います」

藤田和之「いやまあ、いまこういう状況なんでね、まあ『プロレスで元気を』ということで。そうですね。今回は会場では見られないけども、画面の向こうで大きな声援を送るなり、大きな声でヤジを飛ばしてね、熱をもってコロナを吹き飛ばしてほしいと、オレたちはそう思っております。それだけです」

スーパー「まあコロナを含め、いま日本が世界がどうしても気持ちの面で閉じこもってるところがあるので、このプロレス、闘いを通して、しっかりと見せていきたいと思ってます」

平井代表「RJPW軍はスーパー・タイガー、船木誠勝、アレクサンダー大塚のこの3人でRJPW軍として、藤田さんの軍団に挑みたいと思っています」

藤田「昔からね、NOSAWA(論外)からよく聞いてるんだけど、RJPWというのはもちろん佐山先生の団体なんだけど、佐山先生の次はスーパー・タイガーじゃなく、スーパーライダーだってオレはいままで控室で何度もNOSAWAから聞いてるから。このマッチメークでいいんだけど、タイガーをライダーに変更したらいいんじゃないかと思うのね」

平井「ライダーに、ですか?」

藤田「うん。それこそNOSAWAが言ってるように、オレは何度もスーパー・タイガーとはやってるけど、いくらやっても結果出ないんだから、ここはやっぱり本当の佐山先生の次はNOSAWAがライダーと言ってるんだから、ライダーに出てほしいと思うし、ライダーはね、実を言うとオレの大学のレスリングの先輩、大先輩なんだよね。そういう意味ではオレは一度も闘ったことないから、ぜひ手を合わせたいなと思っていますね、ええ。そのあたりどうなんだろう?」

スーパー「まあ、藤田選手の言う部分もいまの現状としては私は返す言葉がないですが、スーパーライダー、絶対的な実力者であり、それは間違いないです。ただ、この何年か実戦の場には、姿を私も見ていないのでなんとも言えないですが、リアルジャパン旗揚げ以来、そして私にもしっかりと背中を見せていただいたスーパーライダー選手、もし平井代表のお力で呼びかけを参戦をお願いできるのであれば、私としては非常に力強く思いますし、いまいるメンバー、船木選手、アレク選手、これに加えてスーパーライダー選手も呼べるのであれば、藤田軍があと誰を連れてくるのか? うちとしては3人でも4人でも、この藤田軍とぶつかり合えるのであれば…」

藤田「いや、だからタイガーじゃなくてライダーにしろって言ってんだよ タイガーじゃなくライダーにしろって言ってんじゃん。話聞いてる?話聞いてるかな? 2人とも? ねえ。タイガーはもう何度もやっても結果が出ねえんだから、ライダーにしろってオレは言ってるの。なんかわけのわかんないことになってるけどさ、その辺はどうなの? いいでしょ? 平井代表が決めてよ、それ」

平井代表「スーパー・タイガーはなにがなんでもこの闘い、絶対に藤田選手に勝たなければいけないので、スーパー・タイガー…」

藤田「いや、チャンピオンじゃないんだからワガママ聞くわけねーだろってえの。だからタイガーじゃなくてライダーにしろよ、ライダー。オレはライダーとやってみたいよ、ライダーとお手合わせ願いたいな」

平井代表「スーパー・タイガー、そういう風に言わせないように頑張ってくれ。私は、ライダーとは最近連絡取ってませんけども、ライダー、呼んでみようと思います。ライダーに連絡します」

藤田「あとなに? こっちは誰だってことでしょ。メンバー? あとメンバー誰だってことでしょ? メンバーは、(ケンドー)カシン。杉浦(貴)。あと、NOSAWA(論外)。あとオレのこの4人で行くよ。これでいい?」

スーパー「私としては望むところなんで」

藤田「カシンから連絡(があった)カシン、今日来る予定だったんだけど、来れなくなっちゃったから。だけどちょっとさっき連絡きてね。読み上げるよ、オレが」

ケンドー・カシン(藤田が代読)「今日の会見、出席について昨日一晩じっくり考えたのですが、WWEをクビになり住所不定無職の身である私が、WWE殿堂者である新間寿会長、平井代表、RJPWの皆様、報道関係各社の皆様の前には、お恥ずかしくて顔出しできません。それに加え、融資保証金詐欺業者から詐欺電話がかかってくるくらいですから、いまお会いすることは非常に危険です。絶対電話しないでください。かかってきた場合、2コールぐらいで切れます。その代わり来週の試合は、これぞストロングスタイルという試合を我々でお見せしたいと思います。そして試合後に、平井代表とともにみんなで『タイガーマスク』と『壊れかけのRadio』を唄い、この試合と歌を世界の新型コロナで仕事を失った人への世界配信で勇気と希望を届けられればと思います。そして、佐山総監の一日も早いご復帰を心よりご祈念申し上げます」

藤田「と、カシンから来てました。いまさっき来たんだけど。それとあと2人、なんだっけ? 杉浦とNOSAWA。(ビデオカメラに)これ写して。これ(決定カードの会見資料)。これを見て、これを見てたら、当日、会場に全員集合。OK? そういうこと。これで決まり」

平井代表「カシン選手が佐山総監のお身体を気遣っていただくことは大変ありがたいと思います。そして会場では新間会長、そして選手とともに『タイガーマスクの歌』で先生をまた、お身体を……(泣)すんません、治るようにみんなで唄いたいと思います。カシン選手ありがとうございました。すいません会長、バタバタしてしまいまして…」

新間会長「NOSAWA論外はおもしろいヤツだけど、まあ強いとは思わないけどな。それは藤田とスーパーとかとはちょっと違うよ。ここに入るんだったらカシンは入れてもいいけど。カシン、藤田は、オレ自身は見てるし、オレは猪木さんが藤田をどれほど信頼してたかってことは知ってるしね。スーパーはいま一生懸命になってトレーニングして、なんとかこの試合にって、それはわかる。プロレスはなんでもありだからおもしろいんだ。でも、しちゃいけないことはしちゃいけない。お客をおちょくったり、自分自身でもって相手を貶めることしたりなんかしたら絶対いけないのが6メートル40(センチ)のプロレスのリングの中。それを真剣に闘ったからこそアリ猪木の友情が生まれたんだ。あんな闘って、けっぱぐられて、猪木さんがヒジ打ちいったけれども、あれ普通だったら、マイク・ラベールじゃなかったら反則を取られるところだけれど、ラベールはよく見てて、『垂直に落としたんじゃなくて横からいったから反則ではない』と言って反則にはならなかった。そういう本当にひとつひとつのものが、どこでどうなるかわからないのがプロレスなんだ。いつ首に来ちゃうかもわからない。猪木さんがニューヨークにアリ猪木で行ったときにいろんなところにテレビ局、いろんなところをまわった。マサチューセッツ州立大学の先生が来て、『プロレスっていうのは打ち合わせでやることなんでしょ?』と言われて、それを司会者が言葉を受けて、『プロレスっていうのはそういうもんじゃないんですか?』と言ったときに、猪木さんはその司会者を後ろから片手で抱き寄せて、親指で胸のところをグッと(押した)。そしたら『ギャーッ!』と。今度はヘッドロックしてこちょこちょとやったら『ワーッ!』ってなった。それでパッと離して、『これがプロレスですよ』と。なにやったかってあとで聞いたら、人中という、鼻から眉間から胸骨を行って急所まで行くと、これがすべて人の急所だと。二度目にやった親指っていうのは、鼻の下、鼻下長のところをキュッと押さえたと。ちょっと押さえただけで人間がそれだけ痺れるような。それを見た先生がビックリした。テレビでそういうことをやったアントニオ猪木というのは、『東洋の魔術を使った』と。だから藤田選手が言うように、オレから言わせれば人を増やさなくてもスーパーがそういう気持ちでいるんだったら、ここでスーパーが藤田に認められるかどうかという試合をスーパーがしてくれるだろうってオレは期待を込めてそう思うの。人数を増やせて言うならオマエ(平井代表)がタイガーマスクのマスクを被って出ればいい。オレがあと10年若ければオレだってリングに上がるけど、だけどいまはとてもじゃない、ヨタヨタですよ。ローラーを200回やったって300回やったって、呼吸が続かない。藤田っていう選手はすごいって猪木さんから何回も聞いてる。船木とスーパーが、藤田選手相手にどういうような試合をするか、私もこれはリングサイドで見ていたい。期待してますよ」

藤田「ありがとうございます」

新間会長「それからカシン。これは本当にね、なんというか、試合を盛り上げてくれるっていう能力は非常に持ってる、彼っていうのは。そういう点でプラスアルファになるようなことが、これからRJPWでは必要になってくるかもしれない。だから6月26日は格闘技の原点、格闘技の日じゃない、アリ猪木の日ですよ、あの日は。だからそういう日にスーパーと藤田選手がどういう、たとえ1分で2分でもいいから、本当に格闘技の真髄だというようなシーンを我々通じて、テレビを通じて、いまコロナでこれだけ引き込もりが多い、こういう状況を打破するようなそういう雰囲気の試合をしてもらいたい。」

平井「藤田選手も強さを認めるライダーに、このあと連絡してみます。藤田選手のレスリングの先輩になるとお聞きしました」

新間「それでは期待しております」

藤田「ありがとうございます」

平井「藤田選手のご要望を受け止めておりますので」

スーパー「あとはもう、来週しっかりとリングの中で見せていきます」

(C)写真協力:バトルニュース

♦2024/3/21

初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.28

2024年3月21日(木)

開場:17時30分/試合開始:18時30分 
会場:後楽園ホール

【2024年度後楽園大会日程】
《2024年度》
■3月21日(木)18時30分開始
■6月20日(木)18時30分開始
■9月26日(木)18時30分開始
■12月5日(木)18時30分開始
 
《2025年度(前半)》
■3月13日(木)18時30分開始

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