2020年6月10日 記者会見 神田明神

6・26格闘技の日の無観客試合はRJPW軍vs藤田軍全面対決へ!
6月~8月、3ヶ月に渡り、初代タイガーマスクと神田明神がコラボレーション! 
初代タイガー勝守、特別展示、講演会と盛り沢山のイベント!

6月10日(水)、RJPWが東京・神田明神にて記者会見をおこない、初代タイガーマスクと神田明神のコラボレーションイベント開催を発表した。また、6月26日(金)に開催される「初代タイガーマスク佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6」出場のスーパー・タイガーとUWAアジアパシフィックヘビー級王者・間下隼人がコメントを出した。当日はストロングスタイルプロレス特設ホールにおける無観客開催(18時30分よりニコニコプロレスチャンネルにて実況生中継)で、メインイベントはRJPW軍vs藤田軍の全面対決。まずはRJPW軍のエース、スーパー・タイガーが船木誠勝とのタッグ結成が正式に決定。対する“第14代レジェンド王者/はぐれIGFインターナショナルの藤田和之は誰をパートナーとして連れてくるのか? 参戦人数など、正式な試合形式を含めて今後の発表が待たれるところだ。神田明神とのコラボレーションでは6月13日(土)9時より初穂料800円で「初代タイガーマスク勝守」の配布がスタート。7月11日(土)から8月30日(日)までは神田明神資料館にて「初代タイガーマスクの武道精神と日本文化展」という特別展が開催される(土日祝祭日9時~16時、平日9時~16時、拝観料=大人300円、学生200円、中学生以下無料、拝観者には初代タイガーマスクシールをプレゼント)。8月26日(水、18時~)には佐山サトルが「武道と日本文化」と題した講演会をおこなうことも発表された。※日程等は都合により変更の可能性あり。

平井丈雅代表「先般、6月26日(ストロングスタイルプロレス特設ホールにおける無観客での)「初代タイガーマスク佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6」の開催を発表させていただきました。現在、対戦カードにつきましては、鋭意交渉中でございますが、まずこの時点でメインイベントにつきましては、RJPW軍vs藤田軍。リアルジャパン軍にはもちろんスーパー・タイガー。そして佐山サトル不在を私が守ると断言していただきました船木誠勝選手。そのほかの選手は交渉中です。藤田軍は藤田和之(ほか)。藤田和之選手がどの選手を藤田軍として連れてくるのか、いまその答えを待っているところでございます。のちほどスーパー・タイガー、間下隼人よりお話しさせていただきます。では、初代タイガーマスク、新間寿、神田明神さまとのコラボレーションにつきまして発表させていただきます。本日は新間寿会長、そして神田明神禰宜・岸川雅範さまにご登壇いただきます」

岸川雅範禰宜「今回、初代タイガーマスクさまとのコラボを6月から8月にかけてさせていただきます。まず6月なんですけども、神田明神は勝負の神様でもございますので、こちらの“勝守”で初代タイガーマスクさまとコラボさせていただきました。7月11日(土)から8月30日(日)まで『初代タイガーマスクの武道精神と日本文化展』というものを神田明神資料館で特別展をさせていただきたいと思います。こちらは初代タイガーマスクのマスク、およびタイガーマスクの変遷を展示すると同時に、初代タイガーマスクさんは非常に神社信仰に厚い方ですので、伊勢神宮とか神田明神の歴史を紹介したいと思います。さらに昔の武道の精神と日本の文化ということで、その元になっています江戸時代の国学というのがあります。古事記、日本書紀、最古の日本の歴史を語る本、あるいは万葉集、そういったもので日本の心、日本の生き方、日本の思想文化を学ぶのが国学なんですけども、その中で初代タイガーマスク佐山サトルさまが非常に尊敬しております本居宣長、さらに神田明神はほかの古学者にも非常に関係のある神社ですので、そういった資料もたくさんあります。そうした資料を同時にコラボ展示をさせていただきたいと思います。ですので、初代タイガーマスクさんの歴史、さらには佐山さん、初代タイガーマスクさんが尊敬している国学、その歴史の展示。この2つの展示をさせていただきたいと思います。ちなみにお守りの袋の中にステッカーが入っているんですけども、こちらは拝観者にプレゼントするもので、こちらはビックリマン(シール)をデザインしたエサカマサミさんにデザインを提供していただきました。こちらを拝観者にプレゼントしたいと思います。そして8月なんですけども、明神塾というものを年に6回ほどやっておりまして、その中で8月26日(水)18時よりこちらの会場にて『武道と日本文化』ということで初代タイガーマスクさんに講演をしていただきます。というわけで6月13日(土)からお守り、さらに7月11日から(8月30日まで)は特別展、さらに8月26日には講演ということで、6月7月8月というところで初代タイガーマスクさまと神田明神のコラボをさせていただくことになっております。よろしくお願いいたします」

新間寿会長「昔から言われるように、江戸っ子というのがいました。江戸っ子? オレは神田の生まれよと。神田と言えば江戸っ子。江戸の代名詞というのが神田。私は野村胡堂という作家の『銭形平次』を愛読しておりました。銭形平次は神田の生まれでございました。そして、天国と地獄があって、閻魔大王が現世に出てきて人々に教えを説くときはお地蔵さまになる。お地蔵さまとなって、そしてその地蔵さまがいろんな人々に形を変え、そして言葉を換えて多くの人々にいろんなことを問いかけ、そして自分自身がいま置かれている立場を多くの人々に見せて、その人々の対応を見て勧善懲悪を果たしたという、私ども子どもの時代にはそういう物語がいっぱいありました。『桃栗三年柿八年、柚子は九年で花が咲く、梨の大馬鹿十八年』。このタイガーマスクのお守りを持つことによって、桃栗三年、3年で理解できた人。そして柿八年、柿になって8年目で理解できた人。柚子は九年で花が咲く、9年で理解できた。梨だけは、オマエは本当に大馬鹿だ、18年かけなければ理解できないと。それを18年かかる人が11年、9年になる、8年になる。プロレスと一緒です。10分1本勝負の人間が15分1本勝負に昇格し、20分1本勝負から30分1本勝負に。特別試合30分1本勝負がセミファイナルになってメインイベンターになった。そういう気持ちを持たす、そういう気力を持たすのは、このタイガーマスクのお守りでございます。私はこのお守りが、平井が神田明神さまとご一緒に作り上げるという話を聞いて、私も気力が沸きました。10日間、実家を出ましてある場所で私は毎日トレーニングをいたしました。8泊9日でやった回数が、3500回。腕立て伏せから腹筋、ヒンズースクワット。そういう気力を持つというのがタイガーマスクと一緒に私はこれからも神田明神と、神田明神というのは平将門をお祀りしている。この磁力の優れた平将門を守護神として持っている神田明神、ここでタイガーマスクがコラボして、そして私たちが気力がなくなっているいま、(新型)コロナ(ウィルス)のこの時代にお守りが出るという、本当にタイガーマスクの力であります。タイガーは何百万人にひとりではありません。何千万人にひとりしかいない、それだけの力を持った男です。私はこのお守りを多くの人に持ってもらいたい。『桃栗三年柿八年、柚子は九年で花が咲く、梨の大馬鹿十八年』。これをひとつひとつクリアーしてこれを持つことによって、タイガーマスクを思うことによって、神田明神をお参りすることによって、自分自身の気力が充実していくという、このお守りをまずプロレスマスコミのみなさまに持っていただいて、ひとりでも多くの人たちに対し、6月、7月、8月のタイガーマスクと神田明神さまがおこなうこのコラボに是非参加していただいて、ひとりでも多くの人に知らせてもらいたいと思います」

平井「神田明神さまと初代タイガーマスク、新間寿とのコラボレーションの勝守。この勝守、もちろん一番弟子のスーパー・タイガー、そして間下隼人含めて、私たちも常に持ちます。このお守りとともに、タイガーマスクとともに、神田明神さまとともに、新間寿とともに歩んでいただきたいと思います」

――コラボ実現の経緯について。

岸川禰宜「私はいま47歳なんですけども、初代タイガーマスクさんのデビュー戦から生中継で観ながらワクワクしていたので当然大ファンであることは確かなんですけれども、初代タイガーマスクさんの道場がすぐ近くにあるんですね。またLLPW-Xという神取忍さんの団体とかDDTさんの路上プロレスをやったりとか奉納プロレスをやったりとかありましたので、神社とプロレスってけっこう親和性が高くてですね、初代タイガーマスクさんとはご縁がありまして知り合いになることができて、リアルジャパンプロレスさんも会場に何回も足を運んだり、ご招待いただいたりしたもので、拝見させていただいたんですけども、その中で講演をいただけないかというお話でご了承をいただきまして、お話をしていただくことになりました。私は資料館、博物館の担当をしておりまして、資料館があってさらに佐山サトルさんが国学という学問に非常に造詣が深くて、話を聞いていただいておもしろいということでお話をしたらこちらも快くご快諾いただき、さらにお守りですね。勝守ということでこちらもコラボさせていただきました。ちょっと私ども個人的な趣味も入っていると職員にはよく言われるんですけども、おそらくお守りのコラボ、プロレスとお守りのコラボって初めてなんじゃないかと思っています。神田明神ですが何でも一番最初にやりたがりの人間が多いもので、是非いろいろコラボしたいということで進めて参りました。ちょっとしたきっかけで知り合ったということです」

――今回のコラボについて初代タイガーマスクの反応は?

新間「佐山は、なんでもOKですよ(笑)」

――喜んでいた?

新間「勿論です。いま本人ちょっと気力に欠ける部分があるんですけども、いろんなところから京大の山中(伸弥)教授の方と私の方で繋がりができてですね、タイガーがいま抱えている病気を山中教授が、京大が大変な研究をしていると。『そういうことだったらタイガーさん、一度京大の方においでいただけませんか』って、そんなお話で、ノーベル賞の先生がタイガーをどう診てくれるかっていうのは、これも神田明神のおかげで、このお守りの話が来てからしばらくして、京大の色々な話が来たのです。ありがとうございます

平井「付け加えさせていただきますと、佐山総監(初代タイガー)の方もですね、今回、神田明神さまとのコラボレーション、非常に新間会長と喜ばれておりまして、8月26日の後援会『武道と日本文化』におきまして、プロレスと並び自分の一番の人生のテーマであります武道をお話しできるということを心から思っておりますと言っておりました」

続けて、6・26に出場するスーパー・タイガーと間下隼人が大会に向けて意気込みを述べた。

スーパー・タイガー「前回負けて、また私との果し合いを(藤田が)受けてくれたと私は思っているので、それに対してしっかりと結果で応えていきたいと思います」

間下隼人「前回(6月6日)の記者会見でもお話させていただんですが、自分はこのベルトの価値を上げていきたいと思いますので、可能であれば防衛戦をボクは望みますけど、どんな相手が来てもボクはいつもどおりガムシャラに楽しんでいこうと思います。以上です」

――(スーパーへ)船木とのタッグは決まっているが、最終的な試合形式として6人タッグ、8人タッグなど望む試合形式はある?

スーパー「私は藤田選手とまた闘えるのであれば、タッグマッチ、何人でもいいです。極力少ないほうが当たれる確率は高いと思いますので、あまり多くないほうが良いというのが私の望みです」

――(間下へ)UWAアジアパシフィックヘビー級王座戦は具体的に誰と防衛戦を闘いたい?

間下「RJPWだとライバルと言うか、年齢が近い方、キャリアが近い方がいないので、そこは平井代表が良い対戦相手を用意してくれると思うので、とくに希望はないですね。相手は関係があまりないかなと思ってます」

――(スーパーへ)藤田軍の選手として参戦を望む選手はいる?

スーパー「ちょうど1年前なんですけど、船木選手と組んで藤田選手たちと闘って。自分は藤田選手のパートナーに足をすくわれて実際にやられたんで、前回の杉浦(貴)選手もそうですし、またNOSAWA(論外)選手、また新たに違う選手が来るという可能性、いろんなパターンを自分としては考えておかないと、また足元をすくわれないようにしっかり15周年を勝って締めたいと思っています。その相手が誰であろうと。そう思っております」

(C)初代タイガーマスク後援会

♦2024/3/21

初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.28

2024年3月21日(木)

開場:17時30分/試合開始:18時30分 
会場:後楽園ホール

【2024年度後楽園大会日程】
《2024年度》
■3月21日(木)18時30分開始
■6月20日(木)18時30分開始
■9月26日(木)18時30分開始
■12月5日(木)18時30分開始
 
《2025年度(前半)》
■3月13日(木)18時30分開始

チケットのご予約・ご購入は e+(イープラス)へ!