2020年6月26日 初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.6

日程:2020年6月26日(金)開始:18:30 会場:ストロングスタイルプロレス特設ホール

15周年を迎えたリアルジャパンが初の無観客試合を開催!スーパーがはぐれIGF軍との対抗戦で
藤田に一矢!間下は悪に堕ちた旧友・横山を制して王座防衛!松本都Pの女子プロマッチは壮絶肉弾戦!

メインイベント

▼[リアルジャパン軍]vs[藤田軍]全面対決! 60分1本勝負[リアルジャパン軍]○スーパー・タイガー/船木誠勝(フリー)/アレクサンダー大塚(AO/DC)/スーパーライダー

23分46秒 胴締めチキンウイングフェイスロック→レフリーストップ

[藤田軍]藤田和之(杉浦軍)/ケンドー・カシン(杉浦軍)/●NOSAWA論外(杉浦軍)/杉浦貴(杉浦軍)

 

先発はスーパーと論外。ローキックの打ち合いからスーパーがハイキックを叩き込んで怯ませるとロー連打でコーナーに押し込む。

論外が一度気を取り直して向かい合うが、スーパーがローを叩き込むと論外は藤田にタッチ。

スーパーはロー連打からハイキック。藤田はキャッチし大外刈りで倒すとストンピング連打。スーパーは回転して逃れて立ち上がると左右のミドル連打から左右の掌底連打。藤田はロープを掴んでブレイクを要求。

スーパーはロー連打からミドル連打でロープに押し込むが、レフェリーがブレイクさせる。

スーパーは左右の膝蹴りから首投げで倒しサッカーボールキック。さらに頭頂部にエルボーを落としスリーパー。

そのまま起き上がった藤田が力づくでひねって逃れるとストンピング連打。コーナーに押し込み左右のビンタ連打から膝蹴り連打。フロントネックで捕らえたまま論外にタッチ。

論外はライダーを挑発し、スーパーはライダーにタッチ。

ライダーはローキックで牽制。だが論外はガットショットからロープに飛んでショルダータックルで倒し、再度ロープに飛ぶがライダーはカウンターのソバットで倒す。

ライダーはロープに振ってフライングクロスチョップ。場外に逃れた論外へトペを狙うかに見せて619でリングに戻る。

論外がバックを取って倒すが、ライダーは十字固めからアームロック。論外はロープを掴みブレイク。

論外がV1アームロックで捕らえるが、ライダーは足を取ってアキレス腱固め。これはカシンがカット。ライダーは大塚にタッチ。論外も杉浦にタッチ。

杉浦がコーナーに押し込みクリーンブレイク。

大塚が足をとって倒すが、杉浦が腕をとっていくが大塚はすぐにバックを取り返す。グラウンドの攻防から大塚が自軍コーナーに押し込み船木にタッチ。

船木と杉浦はグラウンドの攻防もロープ際のためブレイク。

杉浦がバックをとって下がるとカシンにタッチ。

カシンは足を掴んで大外刈りからジャベで捕らえ、キャメルクラッチも大塚がカット。

船木のチョップとカシンのかち上げエルボーの打ち合い。船木がチョップ連打でコーナーに押し込み飛び膝からスーパーにタッチ。

スーパーは膝蹴りからハンマーブロー。さらにフロントネックで捕らえるが、カシンはボディにエルボーで逃れる。だがスーパーがバックを取り胴締めスリーパー。スーパーはそのまま下がり大塚にタッチ。

大塚はボディにショルダーアタック連発からサーフボードストレッチ。さらにストンピングからフロントネックで捕らえライダーにタッチ。

ライダーはガットショット連発からネックチャンスリー。ライダーは膝蹴りから卍固めも杉浦がカット。ライダーは船木にタッチ。

船木はボディスラムからキャメルクラッチでマスクを剥ごうとする。レフェリーに注意されるとストンピング連打からスーパーにタッチ。

スーパーは首投げからサッカーボールキック。フォールも2。

スーパーはエルボー連打もカシンがかち上げエルボーから金的。カシンは論外にタッチ。

論外がガットショットからロープに振ってラリアットも、避けたスーパーがソバットからネックチャンスリー。フォールも2。

スーパーはタイガースープレックスを狙うが、論外がバックキックの金的で逃れてロープに飛んで走り込む。だがスーパーはハイキックで迎撃し、胴絞めスリーパーでギブアップを奪った。

スーパー「おいおい、藤田和之、おい、軍団としては、軍団としては今日の最高のメンバーに支えられて勝てた。まだお前にシングルで、おいついてないのはわかってる。必ず振りむかせて、必ず振りむかせてタイトル、タイトル取り返してやるからな!今日はリアルジャパン15周年、勝利でむかえることができました。ありがとうございました。これから、これから、令和のストロングプロレス、始まります。今日はありがとうございました!」

<試合後コメント>

リアルジャパンプロレス

スーパー「15周年、今回、素晴らしいメンバーが揃った。そして初代タイガー、佐山サトルを慕って、そして先生が信じてくれたメンバーとともに15周年を迎えられ、それがまた勝利で迎えられた。これまた僕らにとって1つ大きな勝利。ただ私自身の個人の勝利にはまだ程遠い。やはりここから、ここ3ヶ月、コロナの状況でトレーニングは出来ました。でも3ヶ月のブランクが、その初戦、身体を重くして、緊張とともに。だから後半、先輩たちの勢いに乗れて、いい形を取ることが出来ました。本当にありがとうございます」

船木「3ヶ月ぶりはやっぱり疲れますね。疲れました。向こうもやっぱりタッグワークが良かったよね。もっと周りを見てやればよかった。たまたま今日は勝てましたけど、次はどうなるかわからないです」

大塚「レフリーの使い方が上手いですね」

船木「でも、それは悪いことじゃなくて、正統にやれないと」

ライダー「どうもご無沙汰してます。ホント急な話だったんで、欠場中も呼び出しがかかればいつでも上がれるように、いざ鎌倉の精神で、身体だけは鍛えてたんですけど、今回はホントに相手も相手だし、一緒に組むメンバーもメンバーだし、すごく悩んだんですけど、相手側にあそこまで言われた以上出なくちゃいかんということで、急ピッチで仕上げて、試合になんとか、今日は出ることは出来ました。でも内容的には全然……他の3人は素晴らしかったですけど、僕自身はちょっとどうしようもなかったんですけど、引き続き会社側が必要としてくれるの出れば、次回から本格的にリングに戻ってやっていきたいと思いますので。平井社長、そこはよろしくお願いします。船木さん、大塚さん、タイガー、どうもありがとうございました!」

平井代表「今日は15周年の大会ということで、今日この場所に来られなかった佐山先生の思いを込めた言葉を」

スーパー「初代タイガーマスクは欠場中で、船木選手、大塚選手、そしてスーパーライダー選手、色々な方の思いが僕を叱咤激励していただき、まあまた1つ勝利ということで、またスタートラインに、ここからまた、真のリアルジャパンプロレス。始まった。始まりました。必ず、藤田和之、ベルト挑戦、向かって、1つ1つ着実に勝利を重ねていきたいと思います。平井代表!またストロング、しっかりとよろしくお願いします」

平井代表「皆さんほんとに今日はご取材いただきましてありがとうございます。先程申し上げましたように、今日で佐山サトルがリアルジャパンプロレスを設立しまして15年の日になります。今日このリングでスーパータイガーを始め、船木さん、アレクさん、そして今日復活を遂げたスーパーライダーが今日最後勝ちというものを取ってきてくれました。後ほど佐山サトルには報告しますけども、今日これをまた新たなスタートしてリアルジャパンプロレスは今まで以上に佐山サトルの思いとともに突き進んでいきたいと思います。そのスタートの日を今日このような形で始められたことは非常に嬉しいです。佐山サトル総監にもいい報告が出来ました。新間会長にもいい報告が出来ました。でも、ここで勝ったということをよしとは誰も思っていません。我々の中で誰も思っていません。スーパータイガーの、佐山サトルの作ったベルトは、今もなお藤田和之の手にあります。このベルトを戻ってきたときこそ、15周年の境を、また新たに16周年目を始められると思うので、スーパータイガー、頑張ってください。そして、佐山総監とともに30年、40年一緒にいたスーパーライダー。そして船木誠勝選手、それで、佐山サトルとともにやはり30年一緒に、リアルジャパンに出ていただいているアレクサンダー大塚選手、みんな一眼となって、リアルジャパンプロレスは佐山サトル1人のものじゃない。スーパータイガー、そしてここにいる選手、その前に戦った選手、ファンの皆様、画面の反対側にいるファンの皆様と、リアルジャパンは、突き進んでいるんです。間下はどこ?間下はどこにいる?間下がこの15周年のときにベルトを取れた、佐山サトル、新間会長、みんな喜んでいます。ツネさん(新間寿恒)のおかげです。ツネさんがこのベルトを作ってくれました。これからも選手一同、リアルジャパンプロレスの佐山サトルの思いとともに突き進んでいきます。本当に今日はありがとうございました!」

一同「ありがとうございました!」
                                       協力:バトルニュース

第4試合

▼UWAアジアパシフィックヘビー級選手権試合 60分1本勝負

【王者】○間下隼人

12分38秒 リアルデンジャラスドロップ→体固め

【挑戦者/VOODOO-MURDERS】●横山佳和(ZERO1)

※第4代王者・間下が初防衛に成功

 

横山がコール中に急襲し場外乱闘で試合開始。

リングに戻ると横山がチョーク攻撃。これを離すと「チャンピオンそんなもんか」とストンピング連打。

立ち上がった間下がコンビネーションの掌底からロープに飛ぶが、横山はカウンターのマンハッタンドロップから場外に投げ捨て乱闘。

 

横山がラフファイトからリングに戻り、間下がふらつきながらリングに戻ると横山が膝蹴りからサミング。

間下はボディブローからエルボー。横山もエルボーで返しエルボー合戦。横山はサミングからストンピング。さらにテーピングを使ったチョーク攻撃。レフェリーに注意されるとストンピング。間下は立ち上がるとミドルキックからエルボー。再度ミドルキックも横山はキャッチし足へのエルボーからアキレス腱固め。間下はロープをつかみブレイク。

 

横山はストンピングから膝をリングに叩きつけ、膝へのサッカーボールキックからネックブリーカードロップ。フォールも2。

横山はアキレス腱固めも間下はロープを掴みブレイク。

横山は足へのストンピング連打。立ち上がった間下がエルボーも横山は膝を蹴りつける。

横山は投げようとするが、逆に間下がブレーンバスターで叩きつける。

間下は背中へのサッカーボールキック連発からPK。避けた横山がスクールボーイも、切り返した間下がシャイニングウィザード。フォールも2。

間下はマウントナックル連打からエルボー連打。さらに顎へのマウントナックル連打からスリーパー。ボディへのバックエルボーで逃れた横山のバックを間下がとるが、横山がそのまま下がりレフェリーごとコーナーで潰すと、金的からショートレンジラリアットでなぎ倒す。さらにコーナー上に座らせると、ビンタから雪崩式デスバレーボム。フォールもレフェリーはダメージでカウントが遅く2。

横山は担ぐが、着地した間下がハイキック。だが受けきった横山がショートレンジラリアットでなぎ倒し両者ダウン。

両者走り込むと、間下がビッグブーツでラリアットをガードし、さらにハイキックでラリアットを撃ち落とすとチョークスラム。さらにサッカーボールキックからフォールも2。

間下はソバットからリアルデンジャラスバックドロップで叩きつけて3カウント。

<試合後コメント>

間下隼人

――初防衛に成功しました

「終わってみればこうして勝ったという結果は残りましたけど、僕は“生え抜き”という言葉にこだわっていて、やっぱり今、どの団体さんでも生え抜きっていうのは死語になってきてると思うんですけど、この団体で生まれ育った僕は、横山選手もVOODOO-MURDERSですけど、ZERO1で育って、ZERO1でどんどん強くなっていって、今ちょっと(道を)間違えているかも知れないけど、彼も生え抜きだと思っています。だから生え抜き同士の意地という部分がこのベルトの勝ちを高めていくと思うので、前回ちょっと巻いてしまったんだけど、僕はこのベルトを、佐山先生が……初代タイガーマスク・佐山サトルが戻ってくるまで腰に巻かず、先生が戻ってきたときに『間下よく頑張ったな。もう腰に巻いていいぞ』と言われるまでは肩に掛け続けたいと思います。それまでは誰でもいいです。横山もう一回でもいいです。防衛していきます。ありがとうございました!」

                                       協力:バトルニュース

第3試合

▼タッグマッチ 30分1本勝負》

●雷神矢口(浅草プロレス)/将軍岡本(フリー)

13分51秒 スクールボーイ

○ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)/岩崎孝樹(ガンバレ★プロレス)

 

先発はロッキーと矢口。ロッキーがフラフラな状態で大ぶりフックで牽制していくが、みかねた岩崎が背中にタッチ。矢口の岡本にタッチ。

 

岩崎がビッグブーツからエルボーの打ち合い。岩崎がロープに飛んでビッグブーツも、岡本は受けきってショルダータックルで倒す。岩崎は頭をおさえてコーナーに下がるとロッキーが背中にタッチ。

 

ロッキーが大ぶりフックで牽制していくが、岡本はぶちかましでふっ飛ばし矢口にタッチ。

 

矢口は首投げからスリーパー。首投げから足4の字で捕らえるが、ロッキーはパンチを連打し逃れる。

矢口はアキレス腱固めでとらえながら岡本にタッチ。

岡本はロッキーの足をロープに乗せて足へのヒッププレス。

ロッキーは座り込んだまま左右のストレートを放っていくが、岡本は足を踏みつけて動きを止めると、足へのボディプレス。岡本は矢口にタッチ。

 

矢口と岡本は足をそれぞれもつとリングへ叩きつける。さらに矢口がドラゴンスクリューからストンピング連打。苦しむロッキーの足へスピニングトーホールドから足4の字。これは岩崎がカット。

矢口はロッキーを場外に落とし、岡本がロッキーの足を掴んで動きを止めると矢口が有刺鉄線バットで殴りつける。矢口は岡本にタッチ。

 

リングに戻り、岡本がロッキーにストンピングから逆片エビ固め。ロッキーはロープを掴みブレイク。

岡本はボディスラムから矢口にタッチ。

 

矢口はSTFも岩崎がカット。矢口は岡本にタッチ。

 

矢口と岡本はロープに振ってダブルのショルダータックル。岡本がハートブレイクショットから首へのナックル。ロープに飛ぶがロッキーはカウンターのフライングクロスチョップで倒し岩崎にタッチ。

 

岩崎はミドルキック連打でコーナーに押し込み、逆コーナーに振って串刺しビッグブーツ。さらにバックドロップを狙うが、耐えた岡本がラリアット。岩崎はビッグブーツでカットし、コンビネーションキックで倒すとサッカーボールキック。だが岡本はこれをキャッチするが、岩崎は左右のビンタからヘッドバッド。さらにソバットから投げようとするが、岡本が逆にブレーンバスター。岡本は矢口にタッチ。

 

矢口のラリアットを飛び蹴りでカットした岩崎がロッキーにタッチ。

 

ロッキーの右フックと岩崎のミドルキックが交互に叩き込まれ、ロッキーの左ストレートと岩崎の水面蹴りのサンドイッチ。フォールも2。

ロッキーがボディへの左ストレート連打から、左右のジャブ連打。さらにジャンピングフィストドロップからフォールも2。

ロッキーが走り込むが矢口はカウンターのショルダータックルで倒し、浅草スープレックスからサンダーストラック。フォールも岩崎がカット。

ロッキーをコーナーに振って矢口が串刺しラリアットから岡本が串刺しボディスプラッシュ。さらに岡本が担いで矢口がコーナーに座ると合体パワーボム。フォールも岩崎がカット。

岡本が羽交い締めにしたロッキーへ矢口が有刺鉄線バットをボディにフルスイング。さらに岡本が有刺鉄線バットで殴ろうとするが、ロッキーが逃れるも岡本はとまる。再度矢口が羽交い締めにして岡本が走り込むが、ロッキーが避けてショルダータックルが誤爆すると、岩崎が岡本にバックドロップからロッキーが矢口の有刺鉄線バットに右ストレート。だが耐えた矢口に岩崎が背後からビッグブーツを叩き込み、よろけた矢口が四つん這いのロッキーにコケたところをロッキーが丸め込み3カウント。

 

<試合後コメント>

雷神矢口&将軍岡本

矢口「アンタとはいいタッグチームやれそうだ。またガッチリやろうぜ!」

将軍「はい」

矢口「オイ!負けの美学はない!受けの美学はあるが負けの美学はないんだよ。だけどプロレスってのは負けてもまた何度でも立ち上がって明日に向かっていきゃいいんだ!だからお前らも明日に向かって突き進め!オラ!なあ?!」

将軍「そうだよ。言うことねえよ。勝つまでやる!」

ロッキー川村&岩崎孝樹

ロッキー「エイドリアン……エイドリアン!エイドリアーン!センキュー!」

岩崎「……エイドリアーン!」
                                       協力:バトルニュース

新間寿会長挨拶&佐山サトル総監ビデオメッセージ

新間寿会長がリングに登場。

新間会長「新間でございます。虎は風を従え、戦によって戦に帰る。タイガーは、今日は帰ってまいりませんでした。無観客試合、新日本プロレスの、旗揚げシリーズで、こういうシーンが何箇所かございました。アントニオ猪木が居て、豊登が居て、絶対に観客は集まるんだと。そういう思いも虚しく、本当に寂しい客の入りでございました。

 私はその時に、群馬県の藤岡と、数カ所責任を持って興行を引き受けました。熊谷でございました。私のところは、ほんとに努力をいたしました。ほぼ満員と超満員で、シリーズを飾ることができました。6月26日、モハメド・アリとアントニオ猪木の試合、未だに私の脳裏に残るアントニオ猪木という人の素晴らしさと、そして正々堂々とルールに従って戦ったというそういう思いを、アリ陣営に思いをもたらし、裁判が一年半続いたのも関わらず、最後に私はご挨拶に行ったところで3000万ドル、90億の裁判を、アントニオ猪木新間のために私達は取りやめてやると言って、大きな気持ちで私達を受けいれてくださったのは、ハーバード・モハメッドとアントニオ猪に対するアリの思いでございました。今日は、タイガーが、コロナウイルスに負けずに、出てくれるかなと、そう思いましたが、この無観客試合の中で、なぜ強行するのかと、平井のタイガーから言われたリアルジャパンは試合を続けなければいけないというそういう思いでもって強行したと思います。私の挨拶はこのぐらいにしまして、タイガーが今日はビデオメッセージをここで披露したく思っております。皆様よろしくお願いします」

佐山サトルビデオメッセージ「世界のプロレスファンの皆様こんにちは。今回は無観客試合ということで、インターネット放送で皆様のもとにリアルジャパンプロレスを提供させていただきます。この放送にあたりまして、タイガーマスク後援会の皆様、並びに、いつもリアルジャパンプロレスを応援してくれてる皆様、すごい応援のおかげで開催することができました。そして私達は、今日から新しいレールを走っていきます。レールの上を石炭を焚いて進むことは誰でもできることです。私達に新間寿がいる以上、新間の力でそのまま機関車を飛行機のごとく、私の大好きな飛行機の如く飛んでいって皆様のキャンパスに絵を書いていきます。これを皆さんに正しくすごいプロレスが見られることを期待してください。今日は素晴らしい試合をお届けすると思います。皆様応援をよろしくお願いします。そして皆さんに、7月に私は、リアルジャパンはすごい発表をいたします。いままで世間があっと驚くようなすごい発表をいたします。それを待って皆さん、リアルジャパンプロレスはよりコロナ騒ぎでありますが、そのなかでも突き抜けて応援していただける皆様のためにつき抜けた発表と重大なニュースを流していきますのでよろしくお願いします」

新間会長「タイガーが、私に常々言っていることは、タイガーは、格闘技界の眼目であり、格闘技界の柱となり、そして格闘技界の闘う神とならん。そういう思いを持ち続けて、新間さんこれからも私は6m40のリングの中で、私やアントニオ猪木から、力道山先生から伝わったプロレスというこの競技、これを末永く未来に続けていきたいという思いで今日彼はビデオメッセージをいただきました。皆さんの温かい声援、そして温かい気持ちをありがとうございました。努力すれば必ずそれは自分の身に帰る。44年たったアリ猪木戦、その43年目に殿堂入りを、WWEはしてくれた。こういう思いを皆様が6m40の中というのは大きな大きな夢と楽しみと素晴らしい選手たちが自分たちが培った選手を心の中で発揮してそれを見て喜ぶ。そういうことをするのがこれから平井の務めだと思っています、無観客でありますが、ニコニコ動画を見ていただき本当にありがとうございます、本当にありがとうございます。ありがとうございました」

ここで本日6月26日世界格闘技の日を記念して、アントニオ猪木とモハメド・アリの世紀の一戦を実現した新間寿会長へ、世界の子供たちへのボランティアをご一緒している小園なつきさんと、初代タイガーマスク勝守などでご一緒している神田明神の岸川禰宜さんから花束が渡された。
                                       協力:バトルニュース

第2試合

▼一般社団法人国家資格対策センターPresents スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負

○朱里(MAKAI)/尾崎妹加(フリー)

15分40秒 バズソーキック→エビ固め

●松本都(崖のふち)/優宇(EVE)

 

先発は朱里と優宇。朱里がローキック連打から片足タックルで倒し腕ひしぎ。優宇はクラッチを切らずにフォールも2で朱里が腕を離し逃れる。

朱里が突っ込むも優宇が担ぎ上げてコーナーに叩きつける。朱里が体勢を切り替えしてハイキックも、優宇はこれをしゃがんで逃れて距離を取る。

バックの取り合いから朱里がカニばさみで倒してフロントネックロック。そのまま胴絞めスリーパーも、優宇はKUBINAGEから走り込むが、朱里は足を刈って倒し距離を取りニヤリと笑う。両者タッチ。

 

都が妹加にタックルも、妹加は動じず担ぎ上げてバスター。だが都は負けじとバックをとるが、妹加はヘッドロックで切り返していく。都もヘッドロックで返して巻き投げるとフォールも2。

都はポーズをきめて挑発するが、妹加はケンカキックからコーナーに叩きつけて顔面を踏みつける。朱里も一緒に顔面を踏みつけ、これを離すと妹加がコーナーに都の顔面を叩きつけて朱里にタッチ。

 

朱里は首投げからサッカーボールキック。フォールも2。

朱里は正面ロープに都をくくりつけてチョーク攻撃。これを離すと尻を蹴り上げてフォールも2。

朱里は妹加にタッチ。
 

妹加はストンピングからキャメルクラッチ。さらに朱里が蹴りつけてから妹加がフォールも2。
都はガットショットからタイガースピン。だが妹加はコーナーに振って朱里が串刺しジャンピングニー。さらに妹加が串刺しショルダータックルから朱里がDDT。さらに妹加がセントーンを投下しフォールも2。
妹加は正面ロープにくくり、後頭部へラリアット。都はエプロンに落下するが、近づいてきた妹加にぶら下がり腕ひしぎ。
都はロープに飛んでフライングクロスチョップから優宇にタッチ。

優宇はショルダータックルで妹加をなぎ倒し、ロープに振ってブラックホールスラム。優宇はセントーンを投下しフォールも2。

優宇は起き上がりこぼし式の逆水平チョップを連発するが、3発目を逃れた妹加がロープに飛んでラリアット。受けきった優宇に妹加が「お前が走れ」と言ってラリアットの相打ち連発。妹加が優宇のラリアットをカットして走り込むが、優宇がカウンターのラリアットでなぎ倒す。

優宇は担ごうとするが、妹加がリバースしてセントーンを投下。フォールも2。

妹加はアルゼンチンを狙うが、優宇が切り返して逆水平チョップからロープに飛ぶ。だが妹加は追走ラリアットからショルダータックルでなぎ倒しフォールも2。

妹加は朱里にタッチ。

朱里はミドルキック連発でコーナーに押し込み、さらに串刺しランニングニー。だが優宇は逆コーナーに振って走り込むが、朱里は足を伸ばしてカットするとコードブレイカーからフォールも2。

朱里は腕ひしぎから三角絞めに移行。優宇はそのまま担ぎ上げてバスターからセントーン。朱里は避けるとサッカーボールキック。優宇は立ち上がると朱里のミドルキックを受けきって逆水平チョップ。ミドルキックと逆水平チョップの打ち合いになり、朱里がミドルからソバット。さらに走り込むが優宇はカウンターの腰投げから都にタッチ。

都はタイガースピンから踵落とし。フォールも2で返されるとV1アームロック。朱里はロープに足を伸ばしブレイク。

都はシャイニング崖ザードも、朱里はガードして逆エビ固め。カットに来た優宇を妹加がアルゼンチンを狙い捕らえる。都はロープを掴んでブレイク。

朱里はランニングニーからダブルアームスープレックス。フォールも優宇がセントーンでカット。

優宇が朱里にジョン・ウーからキャノンボール。都がシャイニング・崖ザードからフォールも2。

都は朱里を羽交い締めにして、優宇がダブルチョップも朱里が避けて誤爆。妹加がショルダータックルで優宇をふっ飛ばし、朱里がジャンピングニーを都に叩き込んでフォールも2。

朱里はサッカーボールキックも避けた都がスクールボーイも2。都はみやここクラッチも2。都はリバースタイガードライバーからフォールも2。

都はロープに飛ぶが、朱里はカウンターのハイキックからフォールも優宇がカット。

朱里はプリンスズ・スロウンからバズソーキック。フォールし3カウント。

<試合後コメント>

松本都&優宇

(都が四つん這いになりながらコメント会場に現れる)

都「あーくやしい!あーもう!優宇ちゃんごめ~ん!キュワァ~~ッ!!(奇声)」

優宇「襲名するんじゃなかったんですか?!」

都「襲名?!なにの?!」

優宇「過激な(仕掛け人)!!」

都「そうだよ!そーだよかーげーきーなしーかけにん~!!」

優宇「あの意気込みどこ行ったんですか!!もう!!」

都「ちょっと新間会長は?!新間会長ちょっと見てました?!(※このとき新間会長はリング上で挨拶を行っている)……でも試合前に言われたの。『僕にかかってくるならこれくらいトレーニングしてるから同じくらい鍛えてこい』って言われたの!届いてるのよ!」

優宇「それ出来るんですか?」

都「できー……るかどうかちょっと分かんないけど!今日の試合ねえ!見てたお客さん『イイ』って言うと思いますよ私は?!あーでも今日勝たなきゃいけなかったんだよ!!でも優宇ちゃんありがとう!」

優宇「ありがとうございました!ちょっとこのタッグ、ここで終わりたくないですね」

都「(※食い気味に)終わりたくないでしょうよ?!」

優宇「まず無観客っていうのがやっぱり悔しいんで、ちょっともう一回お客さんのいる」

都「そうだよ!」

優宇「声援の聞こえる会場でもう一度試合させてください!」

都「やりましょう!でもそれはちょっと考えときます!私は女子の王座は正統派の女子に譲って、新間会長はラスボスですよ!その前に藤田選手とかカシン様とかちょっといい人いっぱいいるので青田刈りをしたいと思いますのでね!」

優宇「……」

都「ね?!」

優宇「青田刈り……はい……」

都「今日いい経験になったから!優宇ちゃんありがとう!またよろしくお願いします!」

優宇「はい!また今度は試合してください!」

都「考えときます!新間会長!待ってますよ!つかれた!」

朱里&尾崎妹加

朱里「リアルジャパンプロレスで女子、2戦目。いや~、どう(妹加へ)?無観客でまた違った感じだったんですけど、すごいぶつかり合いとかそういう物を見せられたかなと思っていて、最後はきっちり勝利できたので良かったです」

妹加「朱里さんが勝っていただいて、タッグチームとしては勝ちだったんですけど、自分の中では納得の行かない試合で、ホントに朱里さんの足を引っ張ってしまったなと思うんですけど、もっと自分が意識していた優宇選手とバチバチ当たって、アルゼンチンを決める画は浮かんでいたんですけど、実際に持ち上げてみるとホントに重たくて、多分自分が対戦した中で一番デカい選手なんですけど、デカい選手との試合の仕方のレベルを上げていかないといけないなと、逆に学ばせていただいた試合でした」

朱里「優宇ちゃんはすごく面白い選手で、妹加ちゃんと当たったこと無いので、いずれは当たりたいなと一緒に組んでて思いましたね。……まあ、みーやーこーちゃーんーはー……未だに、なぜだろうって気持ちでいっぱいです」

妹加「(笑)」

――これで女子マッチ2連勝でベルトというものも近づいてきたと思います

朱里「やっぱり認めてもらえるように女子がドンドン面白い試合をして、そうしたらいずれはベルトを作ってもらえるんじゃないかなという期待はしてますね」
                                       協力:バトルニュース

第1試合

▼シングルマッチ 30分1本勝負

日高郁人(プロレスリングZERO1)

10分21秒 ダブルアームスープレックス固め→ギブアップ

鈴木秀樹(一時解雇中)

 

日高がバックを取るが、鈴木が振りほどいて距離を取る。日高がタックルで倒しバックを取るが、鈴木がポジションを取り返して潰す。日高が暴れ鈴木は一度離し距離を取る。

鈴木がリストをとり、そのまま股下で手を絡めて担ぎ上げるとコーナーへのバスター。これはコーナーのためブレイク。
鈴木が足をとっていくが、日高は腕をとり極めようとする。だが鈴木がハンマースルーを堪えていくが、日高が腕を極めたままアームホイップ。自らも前転して腕を離さず絞め上げていく。ヘッドロックに移行するが、鈴木が前転してフォールも日高はヘッドロックを離さずに1で返し絞り上げる。

鈴木はそのまま回転してフォールも、やはり日高はヘッドロックを離さずに1で返し絞り上げる。

鈴木は絞め上げたまま首投げ。そのまま絞り上げていき、暴れる日高をリングに押さえつけてフォールも、1で返した日高にフロントネックロック。そのまま首投げも日高は回転してリストをとる。鈴木は切り返して首投げも日高はすぐにリストを取り返す。

鈴木は切り返すも日高は逆さ押さえ込み。すぐに鈴木は逃れて距離を取る。

組み合うと日高がロープに押し込みクリーンブレイク。

日高が片足タックルで倒すが、鈴木は髪を掴んで逃れようとする。日高は絞り上げてアキレス腱固めへ。しかし鈴木は前転する形で日高の足に絡みついて逆に足を取ってアンクルロック。日高が逃げると逆片エビ固めに切り替えるが日高はロープエスケープ。

ここで日高は鈴木の足を取ってエプロンに出るとロープ越しでのドラゴンスクリュー、リングに戻って足4の字固めで痛めつけてからショーンキャプチャーを狙うが、鈴木はこれを耐えて前にホイップ。着地した日高の後頭部にヨーロピアンエルボーからワンハンドバックブリーカー、さらにダブルアームスープレックス固めで絞り上げると日高はたまらずギブアップ。

<試合後コメント>

日高郁人

「くそー!完敗だ!あぁ、悔しいなあ。なんか、ちょっとね、こう、自分が攻めに行ったときに行けるなと思ったんだけど、ちょっとおかしいなと思ったんだよね。やっぱ、機を見ていたんじゃないですか?そういう点でも全然完敗だ!6年ぶりのシングルだったけど、やっぱり鈴木秀樹はいろんな団体で存在感示してますし、久々に対戦して、すごくね、ワクワクする気持ちと、ドキドキする緊張感。自分も本当の意味で潰されないようにしたいですね。鈴木秀樹は試合全体が見えていたと思いますね。全部ダメですね。悔しい。日高郁人47歳。止まるわけには行かないから。年下になるの気付かされて悔しいけど(笑)がんばりますよ」

鈴木秀樹

――日高選手とは6年ぶりのシングルということでしたが、いかがでしたか

「そんなことより、人の曲間違うなって(※秀樹の入場時に別の曲がかかるアクシデントが起きていた)。佐山さんいないからたるんでるんじゃないか?久しぶりにやるんでしょ?リアルジャパン?関係ないよ。佐山さん来る前に潰れちゃいますよ。あの音響クビにしたほうがいいですよ。プロの仕事してないんだから」
                                       協力:バトルニュース

オープニング

無観客の会場ながら四方に礼をし、リアルジャパンプロレスの平井丈雅代表がリングに登場。

平井代表「皆様、ニコニコプロレステレビを御覧の皆様、本日はお忙しい中初代タイガーマスクストロングスタイルプロレスVol.6、リアルジャパン15周年記念大会にお越しいただきまことにありがとうございます。

 リアルジャパンプロレスは2005年6月9日、初代タイガーマスク佐山サトル、1981年に新間寿とアントニオ猪木会長によって生み出されました初代タイガーマスクが、ストロングスタイルプロレスの復活を込めて、自分が体の最後動くその思いと精神を皆様そして、後進となるレスラーの皆様に見せて引っ張っていきたい。その思いとともに作られた団体であります。2005年6月9日、15周年、本日でなりましたこの15年あっという間の15年、私達が続けてこられましたのも、画面を見てくださる皆様、ファンの皆様、佐山サトル、新間会長、私達を、影で支えてくださる関係者の皆様、そして、この戦いをついにお披露目いただいているマスコミの皆様、その皆様のお力で、15年、立つことができました。本当にありがとうございます!

佐山サトルは、2005年に、団体設立の時に言いました。『平井!君がこの団体を一緒にやっていく、気持ちがあるならば、絶対に忘れちゃいけない。この団体で、戦いをするものは、どのようなジャンルの方たちが来ても、絶対に負けない!どんなルールであっても、どんな場であっても、精神力でも、肉体はもちろんのこと、精神、佐山サトルがいつもいう技、その義を持った人間しか上がらせちゃいけないんだぞ!』と私にいいました。その佐山サトルは、初代タイガーマスクを猪木会長と一緒に作ってくださった新間会長、過激な仕掛け人新間会長の、1976年6月26日の、世界で最も強いアントニオ猪木、世界ヘビー級王者のモハメド・アリ様の戦いをプロデュ-ス、それを全てを終わらせるところまで行った。また団体設立後にまた歩み、プロレスのみならず、日本中、いえ海外を含めて佐山サトルと新間会長が手を取り合って、プロレス、武道、いじめ撲滅、いろんな思いを込めた活動をさせていただいております。

その佐山サトルは今日この場にはいません!5年前の戦い、長年の戦いと、色んな戦いにおいて、体を壊し、狭心症で手術をし、この5年間皆さんの前にはなかなか立つことができない、4月、6月、この大会にも出ることはできない。佐山サトル総監は言いました。この6月26日という新間会長にとっても日本プロレス界、世界格闘技界にとってもいちばん大事な人、新間会長とともに、テレビを見ているご覧の皆様とともに、関係者マスコミさんとともにこの日を盛り上げてほしい。この盛り上げの一番となるのは今日出る20人の選手の皆様でございます。20人の選手の皆様、佐山サトルの思いを込めた20人の方たちが、今日画面を通して皆様に戦いをお見せいたします。佐山サトルは、最強の肉体、最強の精神、そして新間会長が名付けた闘う神、闘神、闘神初代タイガーマスクは最強だと思っております!佐山サトルが戻ってくるまであと僅かのお時間をいただきたいと思います!その皆様の思いと、佐山サトルの思いと新間会長とレスラーたちの思い。今日この時間私達が皆様のお時間を頂戴し、画面を通して、見ていただきたいと思います!よろしくお願いします!ありがとうございました」

続けて今日出場する女子4選手がリングに上がり、先日亡くなった木村花さんへの追悼10カウントゴングが行われた。
                                       協力:バトルニュース

♦2024/3/21

初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.28

2024年3月21日(木)

開場:17時30分/試合開始:18時30分 
会場:後楽園ホール

【2024年度後楽園大会日程】
《2024年度》
■3月21日(木)18時30分開始
■6月20日(木)18時30分開始
■9月26日(木)18時30分開始
■12月5日(木)18時30分開始
 
《2025年度(前半)》
■3月13日(木)18時30分開始

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