初代タイガーマスク 佐山サトル&ストロングスタイルプロレス公式
一般社団法人 初代タイガーマスク後援会
一般社団法人初代タイガーマスク後援会が後援するストロングスタイルプロレスが3日、6・12後楽園大会へ向けた会見を都内で実施。同大会は、4月21日に逝去した当後援会代表理事である“過激な仕掛け人”、故・新間寿さんの追悼興行となり、第4試合後に追悼セレモニーが行われます。会見には、初代タイガーマスク、スーパー・タイガー選手、間下隼人選手、日高郁人選手、MIRAI選手が出席しました。
メインイベントには、王者・船木誠勝vs挑戦者・新崎人生のレジェンド選手権試合が組まれました。この日、会見にはリモート参加となった船木選手は「実はレジェンド王座を3回獲りましたが一度も防衛したことがないんです」と苦笑いしながら、新崎選手返り討ちを宣言しました。
藤波辰爾&スーパー・タイガーvs村上和成&ブラック・タイガーに出場するスーパー選手は、「盛り上がるカードがいっぱいありますが、群を抜いて激しい試合をして、新間会長に認めてもらえるような試合をしたい」と意気込み。間下選手は関根“シュレック”秀樹と組み、大仁田厚&雷神矢口組と激突します。3月の後楽園大会に続き、邪道軍との戦いとなった間下選手はハードコアマッチでの迎撃を要求しましたが、平井代表は通常ルールでのタッグマッチを宣告。間下選手が食い下がると、平井代表は「新間会長が見て恥ずかしくない試合になるように……考えます」としました。ザ・グレート・サスケ&阿部史典vsディック東郷&日高郁人のタッグマッチが組まれた日高選手は、試合巧者が集う一戦に大きな期待を寄せました。
また新間代表理事の“秘蔵っ子”として、女子プロレスマットで活躍中のMIRAI選手がSSPWマット初参戦を果たします。ソイ選手との一騎打ちが決まったMIRAI選手は「ソイ選手は似たような魂がある選手。正々堂々、真正面からぶつかりたい」とした上で、「プロレスと関わるきっかけになった新間さんに感謝しています。新間さんは私の親から娘のプロレス入りを相談されたとき『辞めさせなさい』と言ったらしいです(笑)。でもプロレス入りした私。それが初めて新間さんの言うことを聞かなかった瞬間です。大変な部分をすべて知っている新間さんだから言ったのだと思います。でもプロレスを始めたらいつも優しく応援してくださった新間さん。きっと会場でいつもみたいに優しく見守ってくれていると思うので、感謝の気持ちを持って自分らしい闘いをして、成長した姿を見てもらえれば。全力で闘います」と話しました。
このほか、王者組・ジャガー横田&藪下めぐみvs挑戦者組・DASH・チサコ&鈴木ユラのSSPW認定女子タッグ選手権試合、Sareee選手と花穂ノ利選手の女子シングルマッチなどが組まれました。真夏を前に熱く燃え上がること必至の後楽園大会にぜひご期待ください。