2024年12月5日 村上vsスーパー王座戦、タイガー・プリンセス初登場も・・ジャガー組がタッグ王座防衛、熱狂BJWジュニア戦…12・5後楽園

一般社団法人初代タイガーマスク後援会が後援する、初代タイガーマスク主宰『ストロングスタイルプロレス』が12月5日、年内最終試合となる後楽園大会を開催。1388人の満員の観衆が見守る中、レジェンド王座戦など3大タイトルマッチ、タイガー・プリンセス選手のデビュー戦など大会は大いに盛り上がりました。

同大会の目玉となったのが、レジェンド王座戦、SSPW女子タッグ王座戦、BJW認定Jr.ヘビー戦の3大タイトルマッチ。王者・村上和成選手の持つレジェンド王座に挑戦したスーパー・タイガー選手は、試合開始直後の場外戦で防戦一方となり、リング上に戻っても村上選手のSTO食らうなど苦しい展開となりました。しかし、試合を決めに飛び込んできた村上選手を起死回生のハイキックで止めたS・タイガー選手は、すかさず必殺の牙山を炸裂させて大逆転勝利を収めました。

SSPW女子タッグ王座戦は、タイガー・プリンセス選手のデビュー戦を兼ねた一戦になりました。場内の期待が最高潮に高まる中、まさに“プリンセス”なかわいらしいタイガームーブを見せて会場を沸かせたプリンセスは、一時王者組につかまりましたが、コーナーに飛び乗ってのクロスボディアタック、低空ドロップキックを繰り出して自陣に生還しクイーン選手につなぎました。

が、ここでプリンセス選手は左腕を押さえ、苦痛に顔をゆがめながら戦線離脱。ドクターの診察を受けましたが、リングに戻ることができず。クイーン選手が孤軍奮闘しあと一歩のところまで王者組を追い詰めたものの、最後はジャガー横田選手に一瞬のスキをつかれて丸め込まれて3カウント。ジャガー横田&藪下めぐみ組が王座防衛を果たしました。なおプリンセス選手は大会終了後に救急搬送され、現在診察を受けています。結果はSSPW団体公式より発表いたします。

ストロングスタイルプロレス男子統括で王者・日高郁人選手と挑戦者・関札皓太選手のBJW認定Jr.ヘビー級選手権試合は、ジュニアらしいスピーディかつ目まぐるしく変わる攻守に場内が熱狂。関札選手は王者の腰に、日高選手は挑戦者の足に、それぞれ集中砲火を浴びせていきました。終盤、関札選手の足を止めた日高選手が珍しいタイガースープレックスを繰り出すと、すかさず石見銀山につなげて王座防衛に成功しました。

Sareee選手は孤伯選手との一騎打ちで躍動。最後まであきらめずに食らいついてくる孤伯選手をダイビングフットスタンプで止めると、伝家の宝刀・裏投げで沈めました。船木誠勝&間下隼人&阿部史典vs澤田敦士&関根“シュレック”秀樹&ガイア・ホックスの6人タッグマッチの主役はやはり船木選手。阿部選手の伊良部パンチ、間下選手のフィッシャーマンズスープレックスで棒立ちのホックス選手を、船木選手がハイブリッドブラスターで突き刺して仕留めました。

力道山先生生誕100年を記念し、セレモニーも行われた2024年の闘い納めは、大盛況で幕を閉じました。2025年のSSPWにもぜひご期待ください。

♦2025/3/13

初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.33

2025年3月13日(木)
開場:17時30分/試合開始:18時30分
会場:後楽園ホール

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