初代タイガーマスク 佐山サトル&ストロングスタイルプロレス公式
一般社団法人 初代タイガーマスク後援会
一般社団法人初代タイガーマスク後援会が後援する、初代タイガーマスク主宰『ストロングスタイルプロレス』の主催大会が11月5日、東京・新宿FACEにて開催され、年内最終試合となる12・5後楽園へ向けて大きな動きがありました。
今大会最終試合に組まれたのは、ジャガー横田選手&Sareee選手vs藪下めぐみ選手&タイガー・クイーン選手の女子タッグマッチ。ところがリングインしたジャガー横田選手は、SSPW女子タッグ王座を共に保持する藪下選手が敵となるため「タッグパートナーがおかしいのではないか」と指摘、4Wayマッチを提案しました。
残り3選手も承諾し、平井丈雅代表もゴーサインを出したことから、急きょ4Wayマッチとしてゴングが鳴らされました。ジャガー横田選手がクイーン選手に奇襲をかけて場外戦から始まると、4選手の攻守が入り乱れる目まぐるしい展開に。ジャガー横田選手が一瞬のスキをついて“味方”である藪下選手を丸め込んで3カウントを奪い、試合が決着しました。
試合後、Sareee選手がジャガー横田&藪下組が持つSSPW女子タッグ王座挑戦を宣言。ジャガー横田選手が、同大会に初参戦したChiChi選手とのコンビで挑戦するよう呼び掛けると、Sareee選手は「大人だから勝手には決められない」と返答。Sareee選手のパートナーは誰になるのか、また12・5後楽園でのSSPW女子タッグ王座挑戦は実現するのかにご期待ください。
ダブルメインイベントとして行われた第4試合は、村上和成&ダーク・ウルフ組vsスーパー・タイガー&関本大介組。スーパー選手は、レジェンド王者・村上選手に狙いを定めましたが、村上選手はのらりくらりと相手をあざ笑うように立ち回り、試合終盤にはレフェリーを暴行する暴挙に。さらにスーパー選手のマスクを引きちぎった村上選手には反則負けが言い渡されました。
怒り心頭のスーパー選手に対し、村上選手は「寄り道してやる」とスーパー選手のレジェンド王座挑戦を受けて立つ構えを見せました。スーパー選手は年内最終試合となる12・5後楽園で団体の至宝奪還をかなえることができるのでしょうか。ご注目ください。
第3試合は間下隼人選手と船木誠勝選手の一騎打ち。間下選手は何とか食らいつこうと打撃や投げ技で必死に抵抗しましたが、船木選手を倒すには至らず。最後はスリーパーホールドでレフェリーストップ負けを喫しました。
このほか雪妃真矢選手vsChiChi選手、日高郁人選手vsガイア・ホックス選手など熱戦が繰り広げられた同大会。初代タイガーマスクもリング上から挨拶、日本プロレスの祖・力道山生誕100周年記念セレモニーも行われ、大いに盛り上がりました。