初代タイガーマスク 佐山サトル&ストロングスタイルプロレス公式
一般社団法人 初代タイガーマスク後援会
一般社団法人初代タイガーマスク後援会が後援する、初代タイガーマスク主宰『ストロングスタイルプロレス』の後楽園大会が12月7日、東京・後楽園で開催されました。女子初代タッグ王座決定トーナメントの決勝戦が行われたほか、レジェンド王座戦、村上和成澤田敦士選手のタッグ結成など見所もりだくさん。2023年最終戦は大盛り上がりとなりました。
メインイベントの女子タッグ王座初代王者決定トーナメント決勝戦は、ジャガー横田&薮下組vsタイガー・クイーン&梅咲遥組。序盤から場外戦などを制したジャガー横田組は、梅咲選手を徹底的に攻め立て、代わったクイーンにも反撃を許さず。クイーン選手のラウンディングやボディープレスを返したジャガー横田選手が、ダブルインパクト式攻撃を狙うクイーン&梅咲組を自爆させてリバースウラカンラナを繰り出し3カウントを奪取。ジャガー&薮下組が女子タッグ王座初代王者となりました。試合後、ジャガー横田選手は号泣するクイーン選手を一喝する場面もありました。
ダブルメインイベント第1試合目は、間下隼人選手vs関根“シュレック”秀樹選手。関根選手の圧倒的なパワーに手を焼き、必殺のFSRも返された間下選手でしたが、初代タイガーマスク直伝のタイガースープレックスで関根選手を沈め、王座防衛に成功しました。
第4試合はスーパー・タイガー選手&船木誠勝組vs村上和成&澤田敦士組。久々の実戦となった澤田選手が場内を味方につけ大サワダコールの中チョップを連発して船木選手を追い込めば、村上選手は場外戦で先手を取り、ランニングニーを狙うスーパー選手を鋭いパンチをズバリと決めてみせるなどさすがの巧者ぶりを発揮。STOからランニングのミドルキックへとつなげ、スーパー選手から3カウントを奪いました。久々となったSSPWマットで大暴れを見せた澤田&村上組。特にスーパー選手は因縁ある村上選手に借りをつくる格好になったことから、次回再戦にも注目が集まります。
このほか日高郁人&阿部史典vs宮本裕向&佐藤光留の注目タッグ対決、ダーク・チーター櫻井雄幸、尾崎妹加vs石川奈青なども行われ、いずれも熱戦に。年内最終戦は大盛況で幕を閉じました。
なお今大会は「力道山先生没60年追悼興行」。第4試合前、初代タイガーマスクと新間寿代表理事がリングに上がり、追悼セレモニーなどを実施しました。力道山の次男でありプロレスラーの百田光雄選手、孫で同じくプロレスラーの百田力選手も駆けつけ、故人をしのぶ10カウントが打ち鳴らされました。