初代タイガーマスク 佐山サトル&ストロングスタイルプロレス公式
一般社団法人 初代タイガーマスク後援会
初代タイガーマスク
「皆さんこんにちは。ご来場いただきまして誠にありがとうございます。今大会の話が初代タイガーマスク後援会から来たときに、『これが使命だ』と思いました。道場マッチが私にとって一番大事な原点だからです。ちょうど明日発売になる本で私の特集が組まれています。その特集は『タイガーマスクの原点は新日本プロレスの2年間にある』というものです。タイガーマスクの動きは、イギリスから、メキシコから来ていると皆さんは思っていらっしゃるかもしれませんが、私もそういう風に喋っていました。でも若手時代にすでにタイガーステップをやっており、サマーソルトもやっており、ローリング・ソバットもすべてやっております。新日本プロレスの若手時代、それが私の全てです。この道場マッチの機会を与えていただいたことで、これから素晴らしい選手がここから生まれていきますので、皆さん応援よろしくお願いします!
次回7月29日の後楽園ホール大会では女性版タイガーマスクが出ます。皆さんに保証します。素晴らしい選手です。私が練習を見て、ジャガーさんがそれに付け加えて練習を付けていただいています。私が次回の練習に来たときには、すごく満足しています。すごいコーチングぶりです。そのタイガーマスクがまた出てきますので、皆さん温かい気持ちで彼女を応援してあげてください。これから始まる道場マッチは定期的に行われていきます。選手を育てるための試合でもありますが、選手がこの試合を経て本当に強い選手になっていく、プロレスのために発展していくための選手になる。この機会を是非ご覧になって、選手の成長ぶりを見てください。
私が新日本プロレスでデビューしたときに、プロレスの練習は一切しませんでした。最初の1年間というのはセメントの練習だけで、プロレスのなんたるかは全く分からなくて、1年間過ごして、そして『デビューしろ』と言われて、魁さん……北沢さん(※魁勝司。本名は北沢幹之)という選手とデビュー戦をして、そのときにすでにドロップキックもやってたし、スゴい試合、いい試合をやっていまして、多くの人に褒められました。その後、2年間で60戦やりますけども、ずーっと負け続け、しかしいい試合ばっかり行ってきた。そういう評判が出てきて、実力も上がってきて、そしてメキシコに行く。タイガーマスクの原点がすべて道場にあったということを皆さんおわかりください。道場マッチ、これから皆さんの期待ともに、私の希望ともに、これからプロレスの火をなくさないために、そしてタイガーマスク後援会の応援により大きな仕事が出来ることを喜びたいと思います。タイガーマスク後援会、ありがとうございます。必ずマトモないい試合をするレスラーを生んで、素晴らしい試合を皆さんにお届けできることが誇りであり喜びであります。是非皆さん、応援の程よろしくお願いします。ありがとうございました」